1日15便がわずか2便に…利用者悲鳴 岐阜バスダイヤ改正、残業規制強化で苦渋の決断:中日新聞Web

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 4月から自動車運転業の残業規制が強化され、運転手の時間外労働に「年960時間以下」と上限が導入されたことに伴い、人手不足が懸念される「2024年問題」。岐阜県内のバス会社でも大規模なダイヤ改正に踏み切る動きがあった。労働環境の改善が期待される一方で、高齢者らからは減便や廃線、ルートの統廃合によって地域の「足」を失うことへの懸念の声が上がっている。

バス停「塩後」を出発した岐阜バス。4月から大幅に減便され、塩後発着は1日に2便のみとなった=山県市葛原で

■ 減 便

 4月下旬のある日、岐阜市中心部から北に約30キロの山県市葛原地区。岐阜バス「岐北線」の終点、塩後(しょうご)バス停を、午前6時14分発の上り線のバスが出発した。乗客はいなかった。次にここにバスが停まるのは、午後7時18分に下り線が到着する...

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