個人でスマホ「2台持ち」は10% : 楽天モバイルやMVNOは2台目の利用が高め

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Japan Data

経済・ビジネス 社会 暮らし 2024.04.28

2023年末の時点で日本の携帯電話契約数は2億1873万契約と人口の倍近く。会社から法人契約の業務用携帯を貸与されている人も多いのだろう。ICT総研の調査で個人で2台以上契約している人は約10%だった。

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財布、定期券、クレジットカード、カメラ、SNS、メール、電話―あらゆる機能を詰め込んだスマートフォンは現代人の生活必需品。1人で2台持ち歩く人も珍しくないが、ICT総研(東京都中央区)の調査で、個人で契約して使っているスマホ・携帯電話の台数は「1台」が84.7%と圧倒多数。「2台以上」は10.4%だった。2台使っている人も、1台は会社などから貸与されている業務用のものが多いようだ。

調査は、2024年4月にウェブアンケート形式で実施。20代以上の男女から4564件の回答を得た。

「2台以上」契約している人のキャリア(通信会社)は、1台目はNTTドコモ47.2%、ソフトバンク13.8%、au15.8%、大手から通信回線を借りる仮装移動体通信事業者(MVNO)9.4%、楽天モバイル7.4%の順。2台目ではNTTドコモ40.7%、au16.8%、MVNO14.6%、楽天モバイル14.1%、ソフトバンク13.8%の順だった。楽天モバイルやMVNOは1台目としては10%に満たないが、2台目では割安感から利用率が高まっている。

通信キャリアごとに見ると、1台目と2台目を同じキャリアにしているケースが半数程度。通信キャリアを同一にすることにより、家族割引やセット割引を受けられる金銭的メリットのほか、請求をまとめることやポイントの有効活用などの面で利便性があるためと考えられる。

バナー写真:ぱくたそ

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