花粉の本格的な飛散4月中旬まで 栃木県の飛散量は前年比38% 「つらさ」は前年より増加|下野新聞 SOON

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 気象情報会社ウェザーニューズ(千葉市)は28日、スギ、ヒノキ花粉の飛散状況や最新見解をまとめた「第五回花粉飛散傾向」を発表した。全国的にスギ花粉からヒノキ花粉へ移行中で、本格的な飛散は、関東など全国の広い範囲で4月中旬まで続く。

 ウェザーニューズによると、前年の大量飛散の反動と天気の影響で、3月中旬までの飛散量は前年比で大幅減。栃木県の花粉飛散量も、前年比(2月1日〜3月20日)の38%にとどまっている。県内の飛散は、4月下旬まで続く見通し。

 一方、自社アプリなどで集計した2月1日〜3月20日の自覚症状で、栃木県で「症状がつらい」とした人の割合は31%だった。大量飛散した前年比3ポイント上昇しており、関東や東海の全体でも増える傾向がみられた。

 ウェザーニューズは「全体の飛散量は前年より少ないが、(2024年も)大量飛散する時は23年のピークを越える日もあり、つらいと感じる人が多かったと考えられる」と分析している。

 また日本気象協会(東京都)も同日、花粉の飛散予測を発表。本格的な飛散が終了しても、5月上旬ごろまでは各地でスギとヒノキの花粉がわずかに飛ぶ日があるとしており、同協会は「花粉に敏感な方は引き続き対策を行って」と呼びかけている。

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