藤浪晋太郎 メッツ3Aでも4戦連続失点で〝投壊〟歯止め効かず「契約は大失敗」と批判集中 | 東スポWEB

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不調が続く藤浪晋太郎

 立ち直る気配すら見えてこない。メッツ傘下3Aシラキュースの藤浪晋太郎投手(30)が壊滅状態だ。28日(日本時間29日)に本拠地で行われたコロンバスとのダブルヘッダー第2試合で6回から3番手で登板し、1/3回を2安打2失点、2四球に終わり、またしても精彩を欠いた。これでマイナー4試合連続の失点となり、防御率は15・88と悪化に歯止めが効かなくなっている。

 4点リードの6回から比較的余裕のある場面でマウンドに立った。ところが先頭打者にあっさりとフォーシームをとらえられ、中前打。次の打者は中飛でクリアしたものの3、4人目に2者連続四球を与えて、あっという間に一死満塁にすると再びフォーシームを中前へ弾き返されて2点適時打を浴びた。ここでベンチから交代を告げられ、1イニングを投げ切れないまま降板した。

 この日の最速は96・7マイル(約155・6キロ)だったが、ストライクゾーンで勝負できない制球力の不安定さは相変わらずだ。今季からメッツに移籍を果たしながらもオープン戦5登板で防御率12・27、WHIP2・18と結果を残せず、3月24日にマイナーへ降格。開幕ロースター入りを逃し、現在も苦境に立たされている。

 このような体たらくではメジャー昇格など夢のまた夢だろう。藤浪とメッツは1年契約だが、その契約内容は335万ドル(約5億3000万円)プラス出来高と決してリーズナブルではない。それだけに地元メディア関係者やSNS上のメッツファンの間からも「フジナミとの契約は明らかに大失敗」とビリー・エップラーGM(48)らフロントの責任を問う声が日を重ねるごとに高まっている。

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