中国、テスラEVの政府機関乗り入れ禁止を解除…マスク氏と会談の李強首相「経済協力の成功例」
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2024/04/29 22:00 スクラップは会員限定です スクラップについて 新規登録 会員の方はログイン メモ入力 -最大400文字まで 完了しました 中国政府が、米テスラ社製の電気自動車(EV)を対象にした政府機関や一部地域などへの乗り入れ禁止措置を解除する見通しとなった。テスラ車については2021年以降、安全保障面の懸念を理由に政府機関などへの乗り入れを禁じている。 中国自動車工業協会などが28日、自動車の走行データの安全性に関する通達を発表し、テスラの上海工場で生産される全モデルは要件を満たしていると認めた。 政府は、車載カメラで録画された施設などの動画や走行履歴、所有者の情報などが国外に流出することを懸念していた。テスラが21年に上海市にデータセンターを設置し、走行データなどを中国国内で処理する対応を取ったことを評価したとみられる。
28日には
李強(リーチャン)
首相が、北京を訪問したテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)と会談し、「テスラの中国での発展は中米の経済協力の成功例といえる」と表明した。外国企業に対する融和姿勢を示すことで、対中投資の拡大を促す狙いがあるものとみられる。(中国総局 山下福太郎)
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