昨夏の甲子園制した慶応大の渡辺憩、六大学史上初の初打席代打サヨナラホームラン

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 東京六大学野球(29日)――慶大が法大に、早大が明大に勝ち越し、それぞれ勝ち点を2に伸ばした。

早大5-0明大

 早大は十一回、尾瀬(3年・帝京)の適時打などで5点を勝ち越し、エースの伊藤樹(3年・仙台育英)が11回を投げ、明大を6安打に抑えてリーグ初完封を飾った。

慶大2-1法大

 慶大は延長十二回、渡辺憩(1年・慶応)がリーグ史上初となる初打席代打サヨナラ本塁打を放って試合を決めた。

神宮球場(読売ヘリから)

 慶大のルーキー渡辺憩が大仕事をやってのけた。同点の延長十二回一死、代打で打席に立つと、直球を狙い澄まして左翼席へ。リーグ史上初の初打席代打サヨナラ弾を放ち、「1年生らしくフレッシュな気持ちで打席に立った。実感がない」と笑顔で振り返った。昨夏の甲子園を制した慶応高の捕手。最高の滑り出しに、「今日みたいに勝負どころで打てる、頼れる打者になりたい」と意気込んだ。