「カズ越え」の小林悠 「このまま終わるかと」 苦しみ気づいた強み:朝日新聞デジタル

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 4月28日のJ1広島戦で、川崎のFW小林悠は0―1の後半開始からピッチに立った。

 36歳のベテランにとって、今季最も早い時間帯からの出場だ。

 「監督が信頼して使ってくれた。結果で応えたい」

 見せ場はすぐにやってきた。

 20分、左サイドからのFK。ゴール前のこぼれ球にまっさきに反応した。体を反転させ、右足で押し込んだ。

 今季初ゴールは、歴代単独7位の通算140得点。三浦知良を超える節目の記録となった。

 チームは前節まで9戦を終えて2勝2分け5敗。16位と下位に低迷していた。特に直近の4試合は無得点だった。

 攻撃を看板としてきたチームのストライカーとして、責任を感じていた。

 「なかなか点が取れていない…

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