新しいトヨタ・カムリ、登場へ──GQ新着カー

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"プリウス風"のフロントまわりに注目!

足まわりも再チューニング

4月18日、トヨタの北米法人は、新しい「カムリ」を発表した。

新しいカムリは、現行「プリウス」を彷彿とさせる「ハンマーヘッド」と呼ぶフロントデザインを採用。全グレードにLEDヘッドライトとデイタイムランニングライトを装備する。

現行カムリの日本国内販売は、2023年末をもって終了した。

搭載するパワーユニットは、全車、第5世代のトヨタハイブリッドシステムとなった。2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせる。駆動方式は前輪駆動のほか、リヤにモーターを搭載した電子制御式4WDも用意した。

2025年モデルは全車ハイブリッド化。

足まわりでは、マクファーソンストラット式フロントサスペンションとマルチリンク式リヤサスペンションを再チューニング。SEおよびXSEグレードは、前後のショックアブソーバーがアップデートされた。電子制御ブレーキシステム(ECB)は、フィーリングが向上したという。

インテリアデザインもアップデート。インパネ上部のトヨタオーディオマルチメディアシステムは、標準が8インチで、12.3インチも選べる。

リヤシートはエアコン吹き出し口付きで快適性を高める。

フルデジタルのメーターは、下位グレードが7インチ、上級が12.3インチ。

インテリアは、シート形状を変更。ヘッドレスト位置なども見直すことで、快適性が高まった。XLEグレードでは、トリムにレザーと「Dinamica」と呼ぶ人工皮革を組み合わせたのが新しい。さらにカムリのハイブリッドモデルとして初の電動格納式サンシェード付きのパノラミックルーフを、オプションで選べるようになった。

新しいカムリのデリバリーは今春開始予定。日本導入の可能性は低いだろう。