三田市長に対する不信任決議案 議会で否決|NHK 兵庫県のニュース

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三田市民病院と神戸市の済生会兵庫県病院の再編統合計画をめぐって三田市の田村市長が白紙撤回するという公約を就任後に撤回したことなどについて市議会の一部の議員から「市政への不信、混乱を招いた」として不信任決議案が提出され、採決の結果、否決されました。

三田市の田村市長は、去年(2023年)7月に行われた市長選挙で争点の1つとなった三田市民病院と神戸市にある済生会兵庫県病院の再編統合計画について白紙撤回を掲げて当選しましたが、その後、方針を一転させ、計画を進める考えを示しました。

28日で最終日となった3月の市議会の本会議で、共産党や日本維新の会の会派に所属する議員5人は、▽病院の再編統合計画をめぐる公約を撤回したことに加え、▽子育てについての公約を実現できておらず「政治姿勢の在り方は市民の信頼を大きく損なうものであり、市政への不信、混乱を招いた市長の政治的責任は免れない」として田村市長に対する不信任決議案を提出しました。

そして議長を含む22人で採決が行われた結果、賛成10人、反対12人で賛成が可決に必要な出席議員の4分の3に届かず、田村市長に対する不信任決議案は否決されました。

田村市長は閉会のあいさつで「市長の不信任決議案が提出されたことは、真摯に受け止めている。今後は市長として信頼を得ていくべく、いまできることを着実に推進していく」と述べました。

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