"中学校勤務時に横領"郡山市教委の指導主事を懲戒免職|NHK 福島県のニュース

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郡山市教育委員会の指導主事がおととし4月、教頭として勤務していた中学校で現金36万円を横領したとして、市が懲戒免職の処分にしました。

指導主事は横領を認めているということです。

懲戒免職の処分となったのは、郡山市の公立中学校の元教頭で、市教育委員会事務局の50代の指導主事です。

市教育委員会によりますと、この指導主事はおととし4月、教頭として勤務していた中学校で、学校が管理する銀行口座から2回にわたって現金あわせて36万円を横領したということです。

口座には地域の人や教育団体などからの寄付金などが預けられていて、指導主事は、通帳と印鑑を校長の不在時に無断で持ち出し現金を引き出していました。

去年9月、この学校に着任した別の教頭に口座が引き継がれていないことを不審に思った校長が調べ、現金が不正に引き出されていたことがわかりました。

指導主事は「固定資産税と自動車ローンの返済に充てていた」などと横領を認めていて、市教育委員会は27日付けで懲戒免職の処分にしました。

このほか郡山市は、本来非課税とするべき市内の事業者への委託事業費用を昨年度まで7年間にわたり、誤って消費税を含めた金額で契約し、2500万円あまりを過払いしていたと明らかにしました。

市は事業所と協議し、返納手続きを進めるとしています。