キン肉バスターの写真を撮れて等身大の超人にも会える「キン肉マンミュージアム」、沼津にオープン

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 人気アニメ「キン肉マン」の国内初となる常設展示場「キン肉マンミュージアム」が29日、静岡県沼津市大手町で開館した。28日には開館式と、抽選で選ばれたファンを対象にした一般内覧会が開かれ、強く、優しく、楽しい「キン肉マンワールド」がお披露目された。

29日にオープンするキン肉マンミュージアム(28日、静岡県沼津市で)

 キン肉マンは、2人組の漫画家「ゆでたまご」のプロレス系格闘漫画で、週刊少年ジャンプやTVアニメで人気を博した。作品の「夢の超人タッグ編」の舞台が、富士山麓に建設されたトーナメント・マウンテンだったことにちなみ、沼津市でオープンが実現したという。

 開館式では、ゆでたまごの原作担当・嶋田隆司さん(63)が「キン肉マンは親子や海外のファンも多く、すべての人に楽しんでもらえる施設ができた。世界にキン肉マンの魅力を発信する拠点にしたい」とあいさつした。

必殺技「キン肉バスター」の写真が撮れるコーナー(28日、静岡県沼津市で)

 初代館長には、キン肉マンのファンを公言するプロレスラー「ミノワマンZ」さんが就任。ミノワマンZ館長は「館長になれて夢のよう。様々なイベントを企画し、館と沼津を盛り上げたい」と宣言した。

開館式で「キン肉マンの聖地に遊びに来て」と呼び掛ける嶋田さん(中央)とミノワマンZ館長(右)(28日、静岡県沼津市で)

 ミュージアムは、3階建てビルの1、2階。約840平方メートルに、キン肉マンや超人たちの等身大フィギュア11体や、実物原稿13枚(5月中旬までの期間限定)、レプリカ原画45枚などが並ぶ。グッズ販売店や、超人「ウォーズマン」にキン肉バスターを掛けて写真を撮れるコーナーもある。

 一般内覧会に参加した、愛知県安城市の男性会社員(21)は「10歳の時に親の影響で、キン肉マンにはまった。ゆでたまご先生に会えて夢がかなった」と感激していた。

 午前10時~午後6時で水曜定休。大人1000円、中高生700円、4歳以上は500円。