盛岡市2人目の副市長 県の県土整備部の小原由香副部長を起用|NHK 岩手県のニュース

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盛岡市の内舘市長は2人目の副市長に県の県土整備部の小原由香副部長を起用する人事案を27日最終日となった市議会3月定例会に提出し賛成多数で同意されました。

盛岡市議会3月定例会は27日が最終日で内舘市長は2人目の副市長に県の県土整備部の小原由香副部長を起用する人事案を提出しました。

盛岡市では去年、谷藤前市長の退任に伴って退任した副市長2人のうち、中村一郎氏(68)が再び副市長に起用されましたが、もう1人は空席が続いていました。

盛岡市では2人の副市長は市と県、それぞれの行政経験者を起用してきたため27日の市議会では、現職の中村副市長と共に2人とも県職員からの起用となり、「盛岡市は課題が山積していて市政に詳しい即戦力の人物が必要だ」など、人事案に懸念を示す意見が出されました。

採決では議長を除く37人の議員のうち7人が反対し3人が退席しましたが、賛成多数で小原氏を副市長に起用する人事案は同意されました。

小原氏は盛岡市出身の57歳で、東北大学を卒業後、1989年に県職員となり、これまで盛岡広域振興局の副局長などを務め、去年4月から県土整備部の副部長と県土整備企画室の室長を兼任していました。

小原氏は来月1日付けで就任し任期は4年間で盛岡市では初めての女性の副市長となります。

内舘市長は議会閉会後に「豊富な行政経験や、女性幹部としての経験などから小原氏が適任と考えた。議員の意見を真摯に受け止め、市議や市職員、市民、そして私と、力を合わせてよい盛岡をつくっていきたい」と述べました。