浜松市内の中学校の男性教員２人　キスや盗撮で懲戒免職｜NHK 静岡県のニュース

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浜松市内の中学校に勤務する２０代の男性教員２人が、女子生徒にキスをするなどの不適切な行為や、盗撮をしたとして、いずれも懲戒免職の処分を受けました。

懲戒免職の処分を受けたのは、いずれも浜松市内の中学校に勤める２０代の男性教員２人です。

浜松市教育委員会によりますと、このうちの１人は、去年２月ごろに勤務する学校の女子生徒にインスタグラムでメッセージを送り、去年１１月にかけて校内で生徒を抱きしめてキスをしたり、市外に２人で出かけたりするなどの不適切な行為を複数回行ったということです。

教員がみずから同僚に相談したことから発覚したということで、教育委員会の聞き取りに対して教員は行為を認め、「生徒に好意があった」と話しているということです。

また、もう１人の教員は、２月、市内の入浴施設で男性をスマートフォンで盗撮したとして、警察の捜査を受けていて、教育委員会の聞き取りに対し、同様の盗撮行為を１０回以上行ったことを認めたということです。

このほか、教育委員会は市内の中学校に勤める３０代の男性教員が、去年９月に担当する生徒の顔を殴り、頭を壁にたたきつける暴行を加え、全治１週間のけがを負わせたとして、停職１か月の懲戒処分としました。

この教員は当初、暴行はしていないとうその報告をしていましたが、生徒側から警察に被害届が提出されて、２月、傷害の罪で罰金２０万円の略式命令を受けたということです。

浜松市教育委員会の宮崎正教育長は「信頼を大きく裏切る行為であり心よりおわび申し上げます。信頼回復に全力で取り組み、教職員の綱紀粛正に万全を期すよう指導していきます」と謝罪しました。