走行中なのに運転手を殴打、バスは建物に衝突...衝撃の車内映像と、男がキレた「身勝手すぎる理由」とは?

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(写真はイメージです) lunopark-Shutterstock

<「自分が乗ってるバスの運転手を襲う意味が分からない」とネットの声>

先週土曜の午後、米オクラホマ州で走行中のバスの運転手が乗客に襲われる事件が発生した。興奮した男がドライバーを引きずり出したために運転席は無人となり、ブレーキをかけられないままバスは建物に衝突してしまう事態に。

【動画】走行中なのに運転手を殴打する男、ドライバー不在のバスはそのまま建物に衝突...車内カメラが記録した衝撃映像

当時のバス車内の様子を記録した防犯カメラ映像が水曜に公開され、多くのメディアがこれを紹介し、ネット上で話題となっている。

NBC系列のローカル局「KFOR(ニュース4)」が報じたオクラホマ市警のコメントによると、23歳の容疑者タイロン・ハリソンは停留所でない場所で降ろしてほしいと運転手に要求するも断られ、手を出すに至ったという。

映像には、ハリソンがプレキシガラスで保護されていないところから右手を入れて容赦なくドライバーを殴り、胸ぐらを掴んで運転席から引きずり出す様子が収められている。2人が掴み合っている間にもバスは前進し続け、その数秒後には勢いそのままに建物に衝突してしまう。

KFORの報道によると、ハリソンは現場から逃げ出そうとしたが駆け付けた警察によってすぐに逮捕された。

ネット上には暴力行為を非難する声はもちろん、「自分が乗ってるバスの運転手を襲う意味が分からない」というコメントや、「被害がこの程度で済み、他の車を巻き込まなかったことは奇跡だ」と安堵する声も見られた。

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