中谷潤人 5・6の井上尚弥VSネリ戦は「割と決着が早いかな」 バンタム級"ライバル"拓真の勝利も予想 - スポニチ Sponichi Annex 格闘技

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 今年2月に墨田区の両国国技館で世界戦を行った縁もあり、同イベントの"始拳式"を行った中谷。6回TKO勝ちし世界3階級制覇を達成した2月のアレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)戦を振り返りながら、ハンドボールの部井久アダム勇樹(ジークスター東京)とフットサルの諸江剣語(フウガドールすみだ)とのトークイベントにも参加。「墨田区のイベントには毎回呼んでいただいている。お客さんの反応を感じられるし、パワーをもらえます」と笑顔で話した。

 24日には米国で最も権威のあるボクシング専門誌リング・マガジンの「パウンド・フォー・パウンド(PFP、=全階級を通じての最強ランク)」で10位に入った。初のランクインを果たし「素直にうれしい。1位を目指しているのでまだまだ評価をいただける試合をしたい」と快挙にも慢心はない様子。

 目標のPFP1位に向け、将来的に2階級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)との対戦を熱望する。「まだまだ実績が必要だし、獲らなければいけないタイトルもある。井上選手に追いつき追い越せでやっていきたい」と先を見据える。

 その井上は5月6日に東京ドームで元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(29=メキシコ)との防衛戦を控える。中谷は「ネリは攻撃的なので井上選手とかみ合うスタイル。最初は井上選手が様子を見ると思うが、割と決着は早いかなと思う」と井上尚の早期KO勝ちを予想した。

 さらには同興行で、石田匠(32=井岡)の挑戦を受けるWBA世界バンタム級王者の井上拓真(28=大橋)の防衛戦にも言及。「拓真選手は前回の試合でKO勝ちしいいイメージを持っているはず。そこを石田選手がジャブでどう崩すか。拓真選手はインアウトできる選手なので、石田選手のジャブを外せれば拓真選手に流れがいく」と同階級のライバルの勝利を予想した。

 中谷の次戦は夏ごろに防衛戦を行うことが有力。改めてIBF世界同級王者エマヌエル・ロドリゲス(31=プエルトリコ)との対戦に意欲を見せながら「まずはバンタム級で実績を積んで統一戦をしたい。(次戦に)しっかり勝って、新たな目標に進んでいきたい」と決意を新たにした。